連載
» 2020年05月26日 07時49分 公開

頭の片隅に置いておきたい「あの話、どうなったっけ?」半径300メートルのIT(1/2 ページ)

日々発生するセキュリティインシデントの報道を追っていると、ほんの少し前の情報でも「そういえば、あったなあ」と思ってしまいます。実はこれこそが攻撃者の狙い。正しく備えるためには「あの話、どうなったっけ?」と振り返る時間が不可欠です。

[宮田健,ITmedia]

この記事は会員限定です。会員登録すると全てご覧いただけます。

 ITmediaエンタープライズでは、毎週水曜日のメールマガジンでセキュリティに関する直近1週間分の記事をまとめてお送りしています。1週間分の事件や事故、注意喚起を継続して見ると、さまざまな話題があっという間に風化していくのを感じます。しかし事件を忘れ、備える意識が薄くなることこそが攻撃者の狙いなのです。

忘れられれば、また使える 忘れられれば、また使える

 例えば多数のなりすまし被害を発生させ、2019年末に大きな話題となったマルウェア「Emotet」は、まだまだ活発に活動しています。攻撃の手口も時勢に合わせてアップデートしており、現在は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関する話題で人をだまそうとしているそうです。

猛威を振るうEmotet……これは単なる「種まき」だ? 辻伸弘氏の危惧する近未来

 人間である以上、記憶が薄れたり緊張が緩んでしまったりするのは仕方ないことでしょう。だからこそ、頭の片隅に「あの話、まだ終わってないよね?」と考えて続報を追う癖を付けることは、攻撃者の思惑に反し、正しく備える第一歩になると思います。

実はつい最近、3つの「あの話どうなったっけ?」

 今回は1カ月ほど前に発生した「あの話」を掘り返ってみましょう。もしかしたら、皆さんの中で最新情報にアップデートされていないかもしれません。

「iOSメール」アプリに大きな穴が?

       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

注目のテーマ