連載
» 2020年09月29日 07時00分 公開

「メールに添付」はもうやめよう ファイル共有サービスを選ぶコツとは?半径300メートルのIT

サイバー犯罪者の標的となりやすいファイル転送サービス。マルウェア被害を受けたFirefox Sendのサービス終了は、皆さんの記憶に新しいでしょう。「安全」で「便利」かつ「お金もかけず」にファイル共有をするにはどうすれば良いのでしょうか。

[宮田健,ITmedia]

この記事は会員限定です。会員登録すると全てご覧いただけます。

 皆さんはファイル転送サービス「宅ファイル便」を覚えているでしょうか。宅ファイル便は、不正アクセスにより2019年1月から運営を停止、最終的には2020年3月31日をもって全てのサービスを終了しました。これに伴い、本コラムでは代替サービスとして「Firefox Send」を紹介しており、個人的にもFirefox Sendを利用していたのですが、また風向きが変わってしまいました。

Firefox Sendのサービス終了 ファイル共有サービスは何を使うべきか

 Firefox Sendは、2020年9月17日にサービスが終了しました。サービスはそれ以前より利用ができなくなっており、行く末が非常に心配だったのですが、結果としては運営元のMozillaの「選択と集中」のために“選ばれなかった”サービスとして別れを告げることとなりました。

 実はこの背景には、Firefox Sendとマルウェアの戦いがありました。現状のマルウェアの感染経路について説明すると、フィッシングメールを経由しPCに潜り込んだ後、本丸とも呼べるマルウェア本体をダウンロードし、PC内でマルウェアを実行させることで侵入が完了する、という方法が一般的です。Firefox Sendは、運悪くダウンロードされるマルウェアのホストとして選ばれてしまったのです。

 さて困りました。安全にファイルを共有するにはどうしたらいいのでしょうか。

日本の中小企業における現状を考えつつ、方法を模索する

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

注目のテーマ