物流業界のDXを促進 トラック輸送事業者向けの配車支援サービスがスタート

ソフトバンクと日本通運が設立したMeeTruckは、トラック輸送を担う物流事業者に向けて配車支援サービスの提供を開始した。ユーザーは、Webアプリケーションで受注した運送業務の案件登録やトラックの割り当て、勤務計画表の作成などのサービスを利用できる。

» 2020年10月16日 07時00分 公開
[ITmedia]

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 ソフトバンクと日本通運(以下、日通)は2020年10月15日、トラック輸送を担う物流事業者向けに配車支援サービスの提供を開始した。同サービスは、ソフトバンクと日通が共同で設立した企業であるMeeTruckから提供される。物流業界のDX(デジタルトランスフォーメーション)を支援する目的だ。

 物流業界は、ドライバー不足やECの急拡大に伴う荷量の急増などさまざまな課題を抱えている。ソフトバンクは、通信事業を基盤に最先端テクノロジーを活用した新規事業の創出や産業のデジタル化を推進してきた。DXによる物流業界の変革はその一環だ。

 ソフトバンクによると従来物流事業者は、トラックの割り当て作業やスケジュール管理に紙やホワイトボードを利用してきた。そのため、配車業務の効率化が課題となっていた。システムを導入した場合も、導入や管理のコストおよび運用の負担が問題視されていたという。

サービス第一弾の詳細は 貨物を探す物流事業者向けの機能も第2弾で提供

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