NTTデータ Salesforceでキリンの顧客向けプラットフォームを開発

NTTデータは、キリンの事業活動の土台となる「デジタル・エクスペリエンス・プラットフォーム」を構築した。SalesforceのPaaS「Heroku」で開発された。顧客データを一元管理し、多様化する消費者のニーズに合ったマーケティングを実現する。

» 2020年10月22日 10時50分 公開
[ITmedia]

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 NTTデータは2020年10月21日、キリンホールディングス(以下、キリン)の事業活動の土台となる「デジタル・エクスペリエンス・プラットフォーム」(以下、DXP)を構築したと発表した。DXPは、同年10月から運用を開始した。

 DXPは、キリンの事業部門ごとに最適化されていた消費者向けのコミュニケーションツールを統合し、顧客データを一元管理するプラットフォームだ。SalesforceのPaaS(Platform as a Service)「Heroku」で開発された。

 NTTデータによるとキリンは、セキュリティ問題やアルコール規制の高まり、D2C、オンライン店舗の拡大、消費者の価値観や行動の多様化などの外部環境の変化に対応するため、デジタルプラットフォームをアップデートする必要があったという。DXPは、顧客データを活用することで、多様化する消費者のニーズに合ったマーケティングを実現する。

DXPの活用イメージ(出典:NTTデータ)

フルクラウド環境で構築 キリンの新プラットフォームの仕組み

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