DXの課題を可視化/数値化、電通のマーケティングDX推進サービス2020年いっぱいは無償提供

電通と電通デジタルは、企業のDX課題を可視化する「Dentsu Digital Transformation診断」サービスを開始する。「顧客体験」「システム」「データ・人材」「組織・業務」の4領域でDX課題を抽出し、企業の事業/マーケティング活動におけるDXを支援する。2020年12月31日までは無償提供の予定。

» 2020年09月03日 09時00分 公開
[金澤雅子ITmedia]

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 電通と電通デジタルは2020年9月2日、「Dentsu Digital Transformation診断」サービスを同年9月から提供開始すると発表した。企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)における課題を可視化して、「マーケティングDX」の推進、加速化を支援する。2020年12月31日までは無償で提供する予定だ。

マーケティングDXを推進している企業ほどビジネスで優位に

 Dentsu Digital Transformation診断は、DXを推進する企業に対し、事業全体のDX課題を抽出して数値化するサービス。これにより、市場内での自社の相対的なポジションを把握して、マーケティングDXの課題に沿ったソリューションを診断結果に基づいて提案し、その推進を加速化、支援する。

 電通は同ソリューションにおいて、DXを「デジタル(デジタル技術、デジタルメディア、デジタルデータなど)を活用して、ビジネスモデル/マーケティングプロセス/組織を変革し、競争上の優位性を確立する活動」と定義。また、マーケティングDXとは「顧客を中心に捉え、デジタルを活用した新たな顧客体験の創造を通じた事業/マーケティング活動の変革」を指す。

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