IBMは世界50カ国のCEOを対象にした調査「グローバル経営層スタディ」2021年分の結果を発表した。彼らの回答からは、ポストコロナに向けた今後数年間の最重要課題として共通のポイントや重視するテクノロジーが浮かび上がった。
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日本IBMは2021年3月15日、世界約50カ国のCEO(最高経営責任者)を対象にした調査レポート「IBM グローバル経営層スタディ」(日本語版)の2021年版を発表した。
同レポートは、IBMのビジネス研究組織「IBM Institute for Business Value(IBV)」が世界約50カ国26業界の企業のCEOや政府機関のトップ約3000人を対象に実施した「2021 CEO Study」の日本語版だ。
同レポートによると、高業績企業(調査対象のうち、収益成長率が上位20%に入る企業・組織)のCEOは、アフターコロナの成功に向けて、「人材」「テクノロジー」「パートナーシップ」といった要素を優先していることが分かった。
今回の調査においては、大多数のCEOが2020年の最優先事項として複数の課題を挙げた。
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