国内企業のAIへの取り組みに格差が広がる IDCがAI活用の成熟度調査を公開

IDCは、国内企業を対象にAI活用の成熟度を分析した「IDC MaturityScape Benchmark: Artificial Intelligence in Japan, 2021」を発表した。企業のAIの活用に関する成熟度を5つのステージに分類する。

» 2021年03月18日 07時00分 公開
[ITmedia]

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 IDC Japan(以下、IDC)は2021年3月16日、国内企業を対象にAI(人工知能)活用の成熟度を分析した「IDC MaturityScape Benchmark: Artificial Intelligence in Japan, 2021」を発表した。

 同調査は、従業員数500人以上のAIシステムを保有する企業に対して実施した。2019年11月に実施した第1回調査と、2020年11月に実施した第2回調査の結果を分析し、AIの活用に関する成熟度を評価した。

AI活用の成熟度を5つのステージに分類 先進企業との差を埋めるために必要なこと

 IDCは、今回の分析に当たりAIの成熟度を客観的に判断する指標として「IDC MaturityScape:Artificial Intelligence 1.0」モデルを開発した。同モデルは、AI活用の成熟度を下記の5つのステージで評価する。

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