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» 2021年04月06日 07時00分 公開

クラウドサービス全盛期、“バックアップ”戦略はあってますか?半径300メートルのIT

クラウドサービスを利用する際に「事業者に丸投げすればいいので、バックアップを取る必要はない」と考えている組織は多いのではないでしょうか。しかしその考え方は危ないかもしれません。本稿で、いま一度バックアップや復旧の基本をおさらいしましょう。

[宮田健,ITmedia]

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 2021年3月11日、フランスのクラウドサービス「OVHcloud」のデータセンターで火災が発生し、1棟が全焼するという事故がありました。現在でも復旧作業が進んでおり、創業者のTwitterアカウントでは現状が逐一報告されています。煙ですすけたマザーボードをクリーニングしている様子も公開されており被害の大きさがうかがえます。

 以前取材したVISAのデータセンターは、データセンターそのものをポッドとして並列に稼働させて、それぞれの電源系統やネットワークプロバイダーを分けて管理しつつ、別の場所でも同様のデータセンターを稼働させていました。

 災害に対しては多くのデータセンターが最大限の予防策を採っているはずですが、一般の企業がここまで万全の体制を構築することは困難でしょう。今回のような事故に備えるためにも、やはり「バックアップ」と「復旧の手順」を明確に規定しておくことは重要です。本稿で、いま一度バックアップや復旧の基本をおさらいしましょう。

ランサムウェア対策にも利用できる “バックアップ”の重要性を再確認しよう

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