読み取り性能は前モデルの2倍 IBMがハイブリッドクラウド向けストレージを発表

IBMは、コンテナネイティブなソフトウェアデファインドストレージソリューション「IBM Spectrum Fusion」と「IBM Elastic Storage System」ファミリーの2機種を発表した。ハイブリッドクラウド環境での利用に向けて容易なデータ管理を実現する。

» 2021年04月30日 07時00分 公開
[ITmedia]

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 IBMは2021年4月27日(現地時間)、ハイブリッドクラウド環境に向けたストレージ製品を複数発表した。

 1つ目は新機種で、コンテナネイティブなソフトウェアデファインドストレージ(SDS)ソリューション「IBM Spectrum Fusion」だ。2つ目はIBMのストレージ製品「IBM Elastic Storage System」ファミリーの「ESS 3200」と「ESS 5000」だ。

容易なデータ管理でガバナンスに対応 ストレージ製品群の詳細とは

 IBM Spectrum Fusionは、IBMが開発したクラスタコンピューティング向けの分散ファイルシステム「General Parallel File System」とデータ保護ソフトウェアを組み合わせたSDSソリューションだ。コンテナ基盤「Red Hat OpenShift」を採用して仮想マシンとコンテナの両方に対応するハイパーコンバージドインフラストラクチャ(HCI)システムとして最初に製品化され、2021年後半に提供開始が予定されている。

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