ネットワーキングソフトウェアCisco IOS XR Softwareに関するセキュリティアドバイザリが公開された。今回の発表は、9つのセキュリティアドバイザリで構成され、合計12個の脆弱性が修正されている。
この記事は会員限定です。会員登録すると全てご覧いただけます。
Cisco Systems(以下、Cisco)は2021年9月8日(現地時間)、ネットワーキングソフトウェア「Cisco IOS XR Software」に複数の脆弱(ぜいじゃく)性が存在すると伝えた。同脆弱性を利用されるとサービス運用妨害(DoS:Denial of Service)や特権昇格、デバイスの再起動などを引き起こす可能性があり注意が必要だ。
Ciscoは、毎年3月と9月の第2水曜日にCisco IOS XR Softwareに関するセキュリティアドバイザリを発行している。今回は9つのセキュリティアドバイザリを発行し、合計12個の脆弱性を修正した。
今回修正した脆弱性は以下のページごとにまとまっている。
8万7000台に影響 「Fortigate」のSSL-VPNデバイスの認証情報が漏えい
Active Directoryのアカウント管理ツールに脆弱性 すでにサイバー攻撃の利用を確認
Windowsにリモートコード実行の脆弱性、既に標的型攻撃への利用が観測される
道徳的な配慮もあり? ランサムウェア攻撃の標的になる「理想的な企業」が判明Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.