ランサムウェア「LockBit 2.0」にアラート FBIが推奨する対策とは?

FBIがランサムウェア「LockBit 2.0」に関するアラートを発行した。LockBit 2.0は「RaaS」として動作するマルウェアであり猛威を奮っている。フラッシュアラートを基にリスクの低減に備えてほしい。

» 2022年02月08日 07時00分 公開
[後藤大地有限会社オングス]

この記事は会員限定です。会員登録すると全てご覧いただけます。

 米国連邦調査局(FBI)は2022年2月4日(現地時間)、猛威を奮うランサムウェア「LockBit 2.0」に関するフラッシュアラートを公開した。

 LockBit 2.0はアフィリエイトベースの「RaaS」(Ransomware-as-a-Service)で、多様な戦術や技術を駆使して感染を拡大するため、防御とリスク軽減の取り組みが大きな課題となっている。

FBIによるLockBit 2.0に関する注意喚起(出典:FBIが発行したPDF)

FBIが示すLockBit 2.0のリスクを軽減する対策とは

 FBIはLockBit 2.0の詳細なサイバー攻撃手順を明らかにするとともに、ネットワーク管理者に対してLockBit 2.0ランサムウェアによるリスク軽減に向けた以下の対策を推奨している。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.