本格化する「動画でショッピング」 “ウィンドウショッピング”を楽しむ消費者を購入に導く新ツールとはRetail Dive

Eコマース(電子商取引)で動画を通じた商品紹介が増加しつつある。特に目的を持たずにネットでウィンドウショッピングを楽しむ消費者に商品を購入してもらうためには何が必要か。EコマースアプリのWishが新ツール導入で提示するアイデアとは。

» 2022年04月08日 09時00分 公開
[Tatiana Walk-MorrisRetail Dive]

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Retail Dive

 Eコマース企業が動画で商品を紹介、販売するショッピングビデオを実験する中、Eコマースプラットフォーム「Wish」を提供するWishは、新ツール「Wish Clips」を発表した。販売店は5〜30秒の動画で商品を紹介し、消費者は商品の詳細を見たり購入したりできる。

 Wish Clipsでは、販売者は動画を通じた商品の販売状況を確認できる。同社によれば、今後(消費者が押した)「いいね!」の数や視聴時間などの指標を追加し、ユーザーインタフェースを改善する予定だという。

 Wish Clipsは2022年2月時点で米国やカナダ、ドイツなど6カ国の「Android」ユーザー向けに提供されており、2022年4月には「iOS」ユーザーに提供される。Wishは2022年、販売店が製品を紹介するための多くの製品や機能をリリースする。

ウィンドウショッピングの客を「その気」にさせる買い物体験とは? 

 WishはWish Clips発表の場で「この機能はユーザーエクスペリエンス向上と販売者サポート戦略の一環だ」と述べた。

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