企業におけるデータ処理の「変化」が背景に 高成長続く国内エッジインフラ市場IDCが予測

IDCは、国内のエッジインフラ市場の予測を発表した。2021年の支出額は、対前年比19.3%増の4056億円だった。2021〜2025年の年間平均成長率は9.9%で、2025年の支出額を5911億円と予測する。

» 2022年05月02日 07時00分 公開
[ITmedia]

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 IDC Japan(以下、IDC)は2022年4月27日、国内エッジインフラ市場の予測を発表した。同予測によると、2021年の支出額は対前年比19.3%増の4056億円だった。同社は2021〜2025年の年間平均成長率(CAGR:Compound Annual Growth Rate)を9.9%と見込み、2025年の支出額を5911億円と予測する。

 IDCは、「エッジインフラ」をエッジ領域で使用されるITインフラと定義し、「ハードウェア」「ソフトウェア」「サービス」の各セグメントに分類する。今回の市場予測は、そのうちのハードウェアセグメントを対象としている。

市場の高成長を支える企業の「変化」とは

 エッジインフラ市場を「サーバ」「ストレージ」「ゲートウェイ」「ネットワーク機器」のサブセグメント別に見ると、支出額が最も大きいのはゲートウェイ市場で、エッジインフラ市場全体の6割強を占める。

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