最も自動化が進むのはIT部門ではない“あの部門”――Workatoが業務自動化の動向を調査

Workatoは、自動化の動向に関する年次レポートの2022年度日本語版を発表した。5部門以上で自動化を利用する企業の割合は全体の66％に達し、7部門以上で自動化を推進する企業の数は、2019年比で約3倍に増加した。

[ITmedia]

　Workatoは2022年6月28日、自動化の動向に関する年次レポート「W*rk Automation Index 〜業務自動化の動向調査結果」の2022年度日本語版を発表した。同レポートによれば、7部門以上で自動化を推進している企業の数は、2019年からほぼ3倍に増加した。

　同レポートは、Workatoを全社で活用している中規模以上の企業900社のデータを匿名化した上で分析し、オートメーションツールや業務自動化の構築に取り組む部門の数を調査してまとめたものだ。

ビジネス部門でも自動化に取り組める？　その要件とは　

　同レポートによると、現在、5部門以上で自動化を利用している企業の割合は全体の66％に達した。7部門以上で自動化を推進している企業の数は、2019年比で約3倍に増加した。Workatoは、ITの役割が「プロジェクトを遂行すること」から「イネーブラー（注1）として機能すること」に変化していると分析している。