Google CloudにMandiantの脅威インテリジェンス機能が搭載された。マルチ/ハイブリッドクラウドの資産を一元管理して攻撃対象領域の把握を支援する。
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Googleは2023年2月2日(現地時間)、「Google Cloud」ブログで「Mandiant Attack Surface Management for Google Cloud」を発表した。
Mandiant Attack Surface Management for Google Cloudは、Mandiantが提供する攻撃対象領域(アタックサーフェス)管理プラットフォーム「Attack Surface Management」の機能をGoogle Cloudに統合したものだ。
ユーザーはこれによって、マルチクラウドやハイブリッドクラウドにおける外部資産を一元的に可視化し、それらに含まれる悪用可能な弱点を見つけだせるようになり脅威インテリジェンスの強化につながる。
Googleは2022年9月にMandiantの買収を完了した。GoogleはMandiantの技術をGoogle Cloudに投入するとしており、今回の発表はこの流れを受けたものとなる。
ユーザーはMandiant Attack Surface Management for Google Cloudを利用すれば、Google Cloudでホストされている外部向け資産を自動的にAttack Surface Managementに取り込めるようになる。マルチクラウドやハイブリッドクラウドで利用しているユーザーであっても「Microsoft Azure」や「Amazon Web Services」(AWS)との統合機能を利用してエコシステムを一望することが可能とされている。
Googleは上記に加えてMandiantが提供する新しい機能として以下の3点を紹介している。
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