Red Canaryは約6万の脅威を分析し、サイバー犯罪の新たな手法やトレンドを包括的に分析した脅威レポートを公開した。レポートによると、MacOSを狙ったサイバー攻撃活動が多数観測され、MacOSの安全神話は崩壊したという。
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セキュリティ企業のRed Canaryは2024年3月17日(現地時間)、年次レポート「2024 Threat Detection Report」を公開した。1000以上のユーザーのエンドポイントなどで検出された約6万の脅威を分析した結果がまとめられている。
同レポートでは、サイバー犯罪者による新たな攻撃手法や、サイバー犯罪の組織化および活動傾向が分析された。主な注目点は以下の通りだ。
調査では、主要な攻撃トレンドとしてランサムウェアや初期アクセスの手法、アイデンティティー攻撃、脆弱性、情報窃取マルウェア、リモート監視と管理ツール、クラウドにおけるAPIの乱用、AIの使用、犯罪者のエミュレーションとテスト、業界およびセクター分析などを挙げている。
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