日本テレコムは1月22日、固定電話から携帯電話に割安な料金で通話できるサービスを4月1日から始める。中継事業者による料金設定が可能になる「選択中継接続」を活用した新サービスとなる。
新サービスの通話料金は、NTTドコモ向けが全日とも3分60円(1分20円)、ボーダフォンとau、ツーカー向けは午前8時から午後11時までが3分66円(1分22円)、午後11時から翌午前8時までは3分60円(1分20円)。ドコモ向けは通常より10円安く、au(通常90円)、ボーダフォンとツーカー(同120円)は大幅に割安となる。
短時間通話が多いユーザーむけに、一定時間ごとに10円ずつ課金する「選択料金」コースも導入する。平日午前8時−午後7時のNTTドコモ向けが26秒で10円(3分70円)など。
新サービスを利用する場合、番号入力時にまず事業者識別番号「0088」を入力し、続けて相手先の携帯電話番号を入力することで割安な通話が可能だ。
固定電話発・携帯電話着の通話料金はこれまで携帯電話事業者が料金を設定してきたが、総務省の方針を受けて中継事業者が料金を設定できる「選択中継接続」の導入が決まった(関連記事を参照)。
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