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» 2004年03月31日 22時38分 公開

東芝、RD-X4の「機能拡張キット」を4月27日に発売

東芝は「RD-X4」の「拡張キット」を4月27日に発売すると発表した。パソコンなしでEPG予約録画が可能な「DEPG」をはじめ、「フォルダ機能」、DVD-RWへのVRモード録画など、多くの機能が追加される

[芹澤隆徳,ITmedia]

 東芝は3月31日、同社のハイブリッドレコーダー「RD-X4」の「拡張キット」を4月27日に発売する。拡張キットは、RD-X4に新しい機能を追加するソフトウェア。パソコンなしでEPG予約録画が可能になる「DEPG」をはじめ、「フォルダ機能」、DVD-RWへのVRモード録画など追加機能は多岐に渡る。同社は、当初3月発売予定としていたが、2カ月遅れてのリリースとなった。

photo 「RD-X4」の外観。詳細なレビューはこちら。アップデート後は「RD-X4EX」という型番になる

 東芝は、4月27日にダウンロード版の販売を開始し、5月25日には数量限定のパッケージ版を発売する予定。ダウンロード販売は、同社ホームページ「RD-Style from TOSHIBA」(http://www.rd-style.com/)で受け付ける。

 価格は、ダウンロード版が6500円(税込み)、限定1000セットのパッケージ版が9500円(税込み、送料手数料含む)。ダウンロード版にはPDF形式の取扱説明書、パッケージ版には2冊の取扱説明書が付属する。また、パッケージ版発売時には、取扱説明書だけがほしい人のために、限定1000冊で取扱説明書だけを販売する。価格は3500円だ(税込み、送料手数料含む)。

 拡張キットをRD-X4本体に適用するには、ダウンロードした「イメージファイル」をパソコンとトラックイメージ書き込みに対応したライティングソフトを使ってCD-RやCD-RWに書き込んでおく必要がある。イメージファイルは3枚分。「本体内蔵番号を“RD-X4EX”へ書き換えるディスク」「RD-X4EX用メインソフト」「RD-X4EX用ドライブソフト」の順にインストールする。

 なお、アップデートの際、ライブラリデータ、録画予約データ、予約履歴データ、初期設定のチャンネル設定、そしてプロキシやポート番号設定など「ネットdeナビ」固有の設定データは保持できない。このため、作業の前にバックアップやメモを取っておく必要がある。

CMカットも簡単?

 追加機能の目玉となるDEPGは、RD-X4本体とテレビ画面だけで番組表を見ながら予約録画できるというもの。時間別番組表で1ページあたり8チャンネル分を一度に表示できる一覧性の高さが特徴になる。また、地上アナログ放送、BSアナログ放送、BSデジタル放送にくわえ、スカパー!やCATVで放送している各種の専門チャンネルまでをカバー。これらの放送局の中から、ユーザーの好みで最大50チャンネルを登録可能だ。ただし、CATVターミナルやSTBなどからライン入力で録画する場合は、別途それぞれのチューナーでの予約が必要になる。

photo 時間別番組表では1ページあたり8チャンネル分を一度に表示できる。時間も2時間、4時間、6時間表示の3パターンから切り替え可能

 編集関連では、録画時に音声モード(二カ国語、ステレオ、モノラル)が切り替わったタイミングで自動的にチャプター分割する「音多チャプター自動生成」や、プレイリストの作成時に奇数もしくは偶数のチャプターを一括選択する「奇数/偶数チャプター選択プレイリスト作成」が加わる。自動的にチャプター分割したタイトルから、必要な部分のみを集めたプレイリストを素早く作成すれば、あとは高速ダビングするだけ。組み合わせれば、CMカットなどの用途で便利に使えそうだ。また、レート変換ダビング時にも、チャプターの位置が引き継がれるようになる。

 再生面の機能拡張には、「フォルダ機能」「ごみ箱機能」「高精度なシームレス再生」などが含まれる。シームレス再生は、フレーム単位で編集した番組を、高精度に再生するというもの。これまでは、GOPの制約により、再生時に境界部分で一瞬映像が静止することがあったが、東芝では「ほぼフレーム単位に近い状態で再生できる」としている。

 一方のフォルダ機能は、HDD や DVD-RAM、DVD-RW (VRモード) に記録したタイトルをフォルダに分けて整理する機能だ(最大24フォルダ、フォルダ名は全角24文字まで)。予約録画時にあらかじめフォルダを指定することもできる。また、これとは別に、他の人に見せたくないタイトルを入れておくためのカギ付きフォルダをHDD上に1つだけ作成可能。「見るナビ」上で同フォルダを非表示にする設定も用意した。

photo フォルダ機能

 ごみ箱機能は、パソコンのそれと同様に動作する。見終わったタイトルやダビング済みのタイトルを入れても、ごみ箱から消去する前であれば、元の場所に戻すことができる。戻したあと、改めてプレイリストを作成したりダビング対象にすることも可能だ。

photo クイックメニューに「ごみ箱へ移動」という項目が追加される
photo 見るナビのタイトル一覧表示方法が2種類になる。これまでは、1ページあたりの一覧はサムネイル付き6タイトルだったが、今回のアップデートにより1ページあたり24タイトル(タイトルのみ)の画面が加わり、一覧性が向上する

 このほかにも、ライン入力に接続している機器を区別するため、名称を設定できる「ライン入力名称設定」、番組説明から任意の語句を選択できるキーワード登録、TV画面に表示するテンキーで携帯電話と同様の文字入力が可能になる「テンキー文字入力」など、操作性を向上させる多くの機能が盛り込まれた。

 本体の機能拡張に伴い、「ネットdeナビ」もアップグレードされる。従来は、予約録画中にのみ番組情報をサーバから自動で取得していたが、通常録画中も自動で取得するほか、一日1回、全予約情報の番組情報を更新するようになる。また、予約メールのチェック(電源オフ時)回数も一日3回から8回へと増加。メール予約では「ライン音声選択」「DVD-Video 時チャプター分割」「音声連動チャプター分割」が指定できるようになるなど、予約録画の確実さと操作性を向上させる機能強化が盛り込まれた。

 このほか、追加機能の詳細は、同社サイトを参照してほしい。

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