「番竜」新型を三洋が独自開発、レンタル開始
三洋電機は4月5日、4足歩行型ユーティリティロボット「番竜」の新型を独自に開発し、レンタル事業を始めると発表した。テムザックと共同開発した機体をベースに性能を大幅に向上させた。
新型「HRS-Q11」は音声認識・音声合成機能を内蔵し、あいさつや接客も可能に。初代がセキュリティ用途を重視したのに対し、コミュニケーション能力を高めた。ロボットと人との位置関係により、動作や会話の種類をさまざまに設定可能で、目や背中のLEDで“感情”も表現できるようになった。
早稲田大学高西研究室と共同開発した脚部機構を採用し、滑らかな歩行が可能になっている。OSはこれまでWindowsを採用していたが、独自にリアルタイムOSを使った制御システムを開発し、制御周期は2.5倍に高まった。
首長竜のような新デザインとし、頭部カメラの位置が高くなったことで視認性を向上させている。FOMA端末かPDAで頭部カメラ画像を確認しながらリアルタイムに遠隔操作できる機能も搭載した。
サイズは800(長さ)×680(幅)×940(高さ)ミリ、重さ約36キロ。内蔵ニッケル水素充電池で約2時間の動作が可能だ。
レンタルはイベント会場などでの活用を想定。4月9日から受け付け、レンタル料は1日のみの場合で23万9400円、レンタル期間が30日間の場合で1日当たり1万8830円など。
テレビ東京系「おはスタ」の新キャラクターとして採用される予定。電設資材の展示即売会「ジャンボびっくり見本市」(4月9-10日・インテックス大阪、4月16-17日・東京ビッグサイト)で展示する。
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