船井電機(フナイ)は、DVD-R/RWレコーダー「FDRS-01」と、DVD-R/RWレコーダーにVHSデッキを組み合わせた「FDRW-1000V」を発表した。FDRS-01は6月上旬から、FDRW-1000Vは6月下旬から発売され、価格はオープン。店頭での予想価格はFDRS-01が3万5000円前後、FDRW-1000Vが4万5000円前後の見込み。
「シンプルな使い勝手を実現し、DVDレコーダーは煩雑だというイメージを持っていた層をターゲットとした製品」(同社)とのことで、両製品には「Tolu:ga(トルーガ)」という愛称が与えられている。
FDRS-01には、ディスク容量にあわせて自動的に画質を調整する「ぴったり録画」機能やシンプルなリモコンなどを備え、VHSデッキがわりとして、誰でも使える簡単操作を目指したモデル。
チューナーはVHF/UHF/CATVの3系統を搭載。録画モードも6段階から選択することができ、最長時間モードでは、1枚のDVD-R/RWディスクに約10時間の録画が可能。地上デジタルの録画に必要なCPRMにも対応している。
再生に関してはプログレッシブ再生に対応し、対応端子でテレビと接続すれば、より高精細なDVD映像を楽しめる。音声付きの早見/早聞機能も備え、ドルビーデジタル、DTSのサウンド再生も可能だ。編集については、シーン/タイトル削除、タイトル名編集機能を装備し、プレイリストの自動作成機能も備える。
本体サイズは435(幅)×297(奥行き)×66(高さ)ミリで、重量は2.7キロ。
FDRW-1000Vは、FDRS-01とほぼ同機能のDVDレコーダーにVHSデッキを組み合わせた製品。DVDレコーダー部の「ぴったり録画」機能や最大10時間録画、CPRM対応、プログレッシブ再生などの特徴はFDRS-01と同一。
VHS→DVDはもちろん、DVD→VHSのダビングも可能で、「ダビング」と書かれたボタンを押すだけでダビング可能な簡単設計となっている。ビデオ部はごく一般的なVHSデッキで、S-VHSの簡易再生機能も備える。
本体サイズは435(幅)×260(奥行き)×99.5(高さ)ミリで、重量は4.3キロ。
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