ソニーマーケティングは6月16日、HDD&DVDレコーダー「PSX」の後継製品2機種を7月1日に発売すると発表した。HDDからDVDへのダビング時に録画モードを変更できる機能など、DVD作成関連機能が強化されている。オープン価格で、実売予想価格は250Gバイトモデルが9万5000円前後、160Gバイトモデルが7万4000円前後。
250Gバイトモデル「DESR-7100」(左)と160Gバイトモデル「DESR-5100」
250Gバイトモデル「DESR-7100」と160Gバイトモデル「DESR-5100」。ハードウェアスペックに変更はなく、ソフトウェアを大幅に強化した。
DVD作成関連機能では、「録画モード変更機能」が加わった。HDDからDVDにダビングする際、自動か手動で録画モードを変更(再エンコード、HQ/HSP/SP/LP/EP/SLPから選択)してDVD1枚に収めることができる。またDVD+RW、DVD-RW(VRモード時)に追記ダビングが可能になった。DVDメニュー画面用のテンプレートを50種類用意し、これは業界最多としている。
DVDメニュー画面の例
手動でチャプターを設定できる「チャプター編集機能」も追加した。操作GUIを一新し、アイコンに影をつけることでより立体的で分かりやすくなったとしている。
新GUI
160Gバイトモデルには、限定カラーの「シルバー」も販売する。
シルバーモデル
旧機種の「DESR-7000」「DESR-5000」についてもソフトウェアアップグレードサービスを7月15日から始める。アップグレードすることで、新機種と同等の機能が利用できるようになる。アップデート詳細は製品情報サイト で。
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PSX、仕様変更の“なぜ?”
いよいよ発売へのカウントダウンが始まったソニーの「PSX」。しかし、いざ最終仕様が発表されてみると、「CEATEC JAPAN 2003」のときに明らかにされた機能のいくつかが欠け、いわばスペックダウンの状態。いったい実際に発売されるPSXはどうなってしまうのか?
PSX、仕様変更の“なぜ?”(後編)
ソフトウェアアップデートを“強み”として、また“頼り”にして機能の追加をはかる「PSX」。少々気が早い気もするが、アドオンで提供される機能にはどのようなアイデアがあるのか気になるところだ。引き続き、島津彰室長と松岡賢次氏に話を聞いた。
「PSX」の足りないトコロ、足せるトコロ (1/2)
「CEATEC JAPAN 2003」で派手なデビューを決めたソニーの「PSX」。話題性は十分だが、まだ情報が少ないPSXについて、開発を担当したソニー、ブロードバンドネットワークカンパニーの松岡氏に話を聞いた。同氏に見せてもらった「PSX」は、CEATECの時とは少しだけ違っていた……。
「PSX」正式発表、“ポストビデオ”を狙うソニー
ソニーは10月7日、「CEATEC JAPAN 2003」の会場でDVDレコーダー「PSX」を正式に発表した。ラインアップは、160GバイトHDDを搭載する「DESR-5000」と250Gバイトの「DESR-7000」の二つ。「ポストビデオ」(同社)の急先鋒として年末商戦に投入する。
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