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» 2004年07月05日 23時58分 公開

「DIGA」で阪神戦を「おつま見」に

松下電器産業は、「DIGA」向けのネットワークサービス「DIMORA」(ディモーラ)で、「おつま見ナイター」の試験サービスを提供すると発表した。サーバー型放送で検討されている「シーンナビゲーション機能」を先取りしたようなサービスだ。

[芹澤隆徳,ITmedia]

 松下電器産業は7月5日、DVDレコーダー「DIGA」向けのネットワークサービス「DIMORA」(ディモーラ)で、「おつま見ナイター」の試験サービスを提供すると発表した。おつま見ナイターは、NTTドコモの携帯電話をリモコン代わりにして、録画した野球中継番組から、見たい打席のシーンを簡単に探し出せるというもの。サンテレビが放送する阪神タイガースの6試合が試験サービスの対象となる。

photo 「おつま見ナイター」iアプリのトップ画面
放送日 対戦
7月7日(水)・8日(木) 広島−阪神
7月27日(火)・29日(木) 阪神−中日
8月4日(水)・5日(木) 広島−阪神

 利用者は、専用のiアプリを自分の携帯電話にダウンロードしたあと、iアプリ上から野球中継の録画予約を行う。録画終了後(録画中のタイムシフト再生も可)、携帯電話の赤外線ポートをDIGAに向け、iアプリの画面に表示された打席一覧から見たいものを選択すると、該当するシーンが再生できる。iアプリ上でスロー、サーチ、ポーズなどの操作も可能だ。

photo iアプリのインタフェースは分かりやすいスコアボード式(左)、3回を選ぶと打席に立った選手の一覧が表示される。携帯電話の赤外線ポートをDIGAに向け、選手の名前を選択すると再生開始だ。iアプリの画面に表示される“打席データ”はデイリースポーツが提供しており、スポーツ記者がセレクトした“試合の見所”も簡単にサーチできる(右)

 このとき、iアプリはそれぞれの打席が“録画開始から何分後”というメタデータを送信している。メタデータを受け取ったDIGAは、ランダムアクセスを活かした“タイムワープ”機能を使って、指定されたシーンを瞬時にサーチする仕組み。2005年に開始される予定のサーバー型放送で検討中の「シーンナビゲーション機能」を先取りしたサービスといえそうだ。

 なお、携帯電話とDIGAのインタフェースは赤外線のため、ブロードバンドアダプタを持たないDIGAでも利用できる。対応機種は、DMR-HS2/E50/E55/E60/E70/E75V/E80H/ E85H/E90H/E95H/E100H/E150V/E200H。動作確認済みの携帯電話は、P505i/iS、N505i、F505i、D505i、FOMA P900i、N900i、SH900i。また、SH505i/iS、N505iS、F505iGPS、D505iS、SO505i/iS、FOMA F900iでも利用できるが、録画予約に対応していないため、予約は別途行う必要がある。

 なお、松下では今回の試験サービスを通じて市場性を検証し、今後の本サービス化を検討していくという。

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