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脆弱性で敬遠? ブラウザシェアで、IEが久々の95%割れ

» 2004年07月10日 12時13分 公開
[IDG Japan]
IDG

 MicrosoftのWebブラウザInternet Explorer(IE)に相次いで脆弱性が見つかったことで、ブラウザ市場のシェアに悪影響が出ているかもしれない――。Web解析サービス会社の米WebSideStoryがまとめたデータによると、IEのシェアは6月に1ポイント減り、同社が1999年に市場シェアの調査を始めて以来、初めて目に見える落ち込みとなった。

 IEは2002年6月以来、95%以上のシェアを誇り、6月に入るまでは約95.7%と着実にシェアを保っていたという。しかし、6月4日に95.73%だったシェアも、7月6日には94.73%に低下している。

 Microsoftにとって1ポイントの低下は大きな意味を持たないかもしれないが、MozillaやNetscapeベースのブラウザを使うユーザー数で見ると、大きく伸びている。MozillaとNetscapeを合わせたシェアは26%増え、6月の3.21ポイントから7月には4.05ポイントに伸びたという。(→詳細記事)

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