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MSNも黒字化。MS決算、好調続く

» 2004年07月23日 08時03分 公開
[ITmedia]

 米Microsoftは7月22日、同社第4四半期(4〜6月期)決算を発表した。売上高は前年同期比15%増の92億9000万ドル、純利益は26億9000万ドル(1株当たり25セント)と増収増益。前年同期の純利益は14億8000万ドル(同14セント)だった。

 サーバ&ツール部門は前年同期比20%の伸び。Windows Server 2003の需要に支えられ、サーバ製品全般が堅調に推移した。

 インフォメーションワーカー部門はOffice Systemが好調で23%の増収。MSN部門は前年度までの赤字から、2004年度は初めて黒字に転換した。

 ジョン・コナーズCFOは発表資料で「すべての事業で予想通りか予想を上回る業績を上げ、コスト効率の向上で全般的な利益率が高まる中、売上高が15%伸びて素晴らしい四半期になった」と述べている。

 通期では売上高が368億4000万ドルで前年比14%増、純利益は81億7000万ドル(1株当たり75セント)だった。これにはストックオプション制度見直しに伴う経費、Sun Microsystemsとの和解関連経費、欧州委員会から科された罰金などが含まれる。

 今後の業績予想は7〜9月期の売上高が89億〜90億ドル、1株利益は25セントの見通し。2005年6月までの通期では売上高384億〜388億ドル、1株利益は1.05〜1.08ドルを見込んでいる。(→詳細記事)

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