米New York Times紙は7月23日、Microsoftがオンラインマガジン「Slate」の売却を検討していると報じた。
SlateはMicrosoftがMSNへのビジター獲得を目的に立ち上げた媒体で、文化批評や政治評論などの記事を掲載している。MSNのジェネラルマネジャー、スコット・ムーア氏の話として同紙が伝えたところでは、検索アプリケーション主流の時代にあって、Webマガジンというモデルにビジネス上の大きなメリットはないと判断。サイトの規模も小さいことからMicrosoftの収益にそれほどの影響も与えていないという。
売却先としては、もっとSlateの内容を活かせるメディア系の企業などを念頭に置いている。ただ、適切な企業が魅力的な提案を持ちかけてこない場合は、Microsoftで運営を続ける意向だと同紙は伝えている。
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