米Time Warnerが7月28日発表した第2四半期(4〜6月期)決算は、映画、CATV部門の2けた増収に支えられて売上高が10%増の109億ドルとなった。America Online(AOL)部門も広告収入が2けた台の伸びを記録した。
純利益は7億7700万ドル(1株当たり17セント)となり、前年同期の10億6400万ドル(同23セント)から減少。前年度はMicrosoftとの和解金を含む特定項目で1株利益が膨らんでいた。負債は2003年末の227億ドルから181億ドルに減少している。
AOL部門は広告事業が牽引する形で収入が21億7700万ドルと、前年同期比で2%増加した。営業利益は13%の伸び。広告収入は有料検索の伸びに支えられ、23%増の4200万ドルとなっている。
一方、加入者の減少傾向は歯止めがかからず、米国内では同四半期中に66万8000人減って2340万人、欧州でも8万8000人減の630万人となっている。
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