楽天の運営するインフォシークのリサーチサービス「infoseekリサーチ」は、クレジットカードに関するアンケート結果を発表した。
クレジットカードの所有は82.2%に上り、そのうち81.3%の人がクレジットカードを2枚以上所持している。男性は28.0%が5枚以上持っており、女性では2枚が26.8%と最も多かった。また、53.0%が「お店やサービス内容によってカードを使い分けている」と回答しており、特に女性は57.5%と多く、なかでも30代後半以上の女性は60%以上が使い分けていると回答。
クレジットカードの利用目的は、「ポイントを貯めることによってもらえる商品が魅力的」が全体の51.1%と最も多く、50代女性では68.6%に上る。次いで「買い物の際に割引される」31.4%、「キャッシュバックがある」24.0%、「よく行くお店で使える」24.0%が多く、サービスや特典目的でカードを使うことが多い傾向がうかがえる(複数回答)。
クレジットカードを使うシチュエーションでは、トップが「インターネットショッピング」の57.1%で、「デパート・百貨店」(55.4%)、「携帯電話料金やプロバイダの支払い」(42.9%)、「家電用品店」(38.1%)、「スーパー」(36.5%)と続く。男性では「インターネットショッピング」が55.0%、「ガソリンスタンド」39.3%と多く、女性は「スーパー」44.7%や「カタログやテレビの通販ショッピング」24.7%が目立つ。
クレジットカードのサービスや特典で利用したいものは、「ネット上で不正使用された際の代金の補填」66.1%、「ポイントが貯まりやすい」65.1%、「紛失時に緊急対応してくれる」55.6%、「カード提示や利用でショッピングや飲食の割引や特典がある」50.1%と、“補償対応”と“ポイントや割引などの特典”のニーズが高い。女性では、「ポイントが貯まりやすい」72.9%「カード提示や利用でショッピングや飲食の割引や特典がある」55.3%「複数の会社(種類)のポイントが1つにまとめられる」48.4%と割引や特典に対しての希望が特に目立つ結果だ。
なお、「携帯電話の機能でクレジットカード代わりになり支払いができる」は12.9%と、それほど多くない。「お財布ケータイ」は、今のところまだ「話題先行」のようだ。
ちなみに、最も利用したくないのは「風俗店(アダルトサイト利用含む)」が、57.7%で、どうすれば利用するようになるかは「個人情報が守られている」が86.8%。これも個人情報の取り扱いに敏感になっているから…といえなくもないか。
調査期間は2004年7月15日〜21日、20代後半〜50代の社会人男女871人から回答を得た。
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