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「成長戦略の中心はハイビジョン」――ソニーがディーラー向け展示会(2/2 ページ)

» 2004年09月16日 23時04分 公開
[西坂真人,ITmedia]
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 SXRDのような独自デバイスは、新基準の提案に欠かせないもの。会場ではこのような独自デバイスとして、QUALIA 005に採用された新開発のLEDバックライトシステム「トリルミナス」や、新CLIEに搭載された有機ELディスプレイなども紹介されていた。

photo 新開発のLEDバックライトシステム「トリルミナス」を搭載したQUALIA 005も“Hi-Vision Quality”の象徴
photo 新CLIEに搭載された有機ELディスプレイも、新基準の提案に欠かせない独自デバイス

 そのほか、独自技術を数多く盛り込んだ液晶/プラズマWEGA「HVX」シリーズや、昨日発表されたばかりのスゴ録/PSXなどDVDレコーダー製品群、先週発表された新サイバーショット、HDD/MD/Hi-MDウォークマン、新バイオといった“競争戦略”を勝ち取る期待の新製品がデモを交えて展示・紹介された。

photo ハイビジョンモデルが充実したWEGA「HVX」シリーズ
photo スゴ録/PSXなどDVDレコーダー製品群も一新
photo 先週発表されたばかりの新サイバーショット
photo HDD/MD/Hi-MDウォークマンコーナーでは、近未来のウォークマンコンセプトモデルも参考出展。音楽中心の展開でスタートしたHi-MDだが、コンセプトモデルでは大容量リムーバブルメディアの特徴を生かしてビデオプレーヤー(左上、右)やカメラ(左下)としての展開も提案
photo ホームシアター向けハイビジョン対応プロジェクターも参考出展。6000:1の高コントラスト比や絞りがリアルタイムに開閉する新機構が特徴。詳細は別記事を参照。

 「年末商戦を先取りした営業活動の大攻勢をかける。“Hi-Vision Quality”といった他社に先駆けた成長戦略に加えて、バイオ/ウォークマン/サイバーショット/ハンディカムを中心とした競争戦略で、2004年度末には国内AVトータルシェアで30%を目指す」(ソニーマーケティング社長の宮下次衛氏)

photo 「成長戦略+競争戦略で、シェア30%を目指す」と語るソニーマーケティング社長の宮下次衛氏
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