三菱電機は9月29日、4000:1のコントラスト比を実現したホームシアター向けプロジェクター「LVP-HC900J」を発表した。「50万円以下のカテゴリーでは業界最高のコントラスト比」(同社)。価格は36万7500円で10月25日から発売する。
表示デバイスに0.65インチ約59万画素(1024×576ピクセル)のDMD(Digital Micromirror Device)を1枚使用した単板DLP(Digital Light Processing)方式のプロジェクター。
光学的にコントラスト調整を行う電動アイリス機構(電動式レンズ絞り機構)や新開発オールガラス高精細投写レンズを採用した独自設計の新光学エンジンを搭載。映画鑑賞では欠かせない4000:1という高コントラスト比を可能にした。特に暗いシーンの再現性に優れているという。
単板DLPプロジェクターで使われるカラーホイールに、7色パートタイプを採用。通常の色パート(6色)にホワイトパートを加えることで、1400ルーメンという高輝度を可能にした。
光源ランプの温度制御最適化や独自点灯タイミング機構などにより、DLP方式のメリットである長寿命性をさらに向上。光源ランプ最大使用時間を約4000時間とした。
インタフェースにHDCP対応DVDI-D映像入力端子を装備して映像信号のフルデジタル処理を可能にしたほか、従来機種で好評だったsRGB対応モードも搭載。サイズは310(幅)×100(高さ)×245(奥行き)ミリで重さが約3キロと小型軽量。消費電力は340ワット。
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