ボーズはiPod/iPod mini用スピーカーシステム「SoundDock」を発表、10月15日から発売する。価格は3万4860円。販売は同社とアップル、各オンラインストアと直営店(アップルストア、BOSEファクトリーストア・BOSEセレクトショップ)のみで行われる。
新製品は、Dockコネクタを装備した第3/4世代iPodならびにiPod mini専用のスピーカーシステム。本体中央にiPodをセットするだけで、一切の配線なしにiPodの音楽を大勢で楽しむことができる。
本体サイズは303(幅)×169(高さ)×165(奥行き ミリ)・2.1キロで、カラーはグロスホワイト。同社がこれまでに開発してきた小型スピーカーのノウハウが投入されており、新開発の60ミリエンクロージャーにフレアロングポートの組み合わせで、小型ながらも豊かな低音の再生に成功したという。
「音響再生装置の最も大切な部分はスピーカー。その開発において技術や天才性を要求されるのは、小さなスピーカーで低域を再生すること。これは物理的な不可能を可能にするほど難しい。わたしたちはこの分野において先行していると自負しているし、新製品にはそうした“コロンブスのタマゴ”がたくさんつまっている」(同社代表取締役社長 佐倉住嘉氏)
バッテリー充電機能を持っており、再生しながらの充電も可能。ワイヤレスリモコンも標準で備えており、「電源のオン/オフ」「音量」「曲スキップ」「再生/停止」といったiPod用リモコンと同等の操作を離れた場所から行える。
同社はデジタルオーディオプレーヤーの市場について、今年に入って大きな伸びを見せている製品ジャンルで、なかでもiPodの人気が高いと分析。「唯一弱点があるとしたら、それは家庭内での利用にあまり適していないこと。家庭内でもiPodのコンセプトを楽しめる製品として、Sound Dockを企画した」と製品化の意図を述べる。
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