シャープは10月5日、「液晶テレビとして世界最大サイズ」(同社)となる65V型液晶テレビ“AQUOS”を開発したと発表。同日から開催しているCEATEC JAPAN 2004のシャープブースで65V型液晶テレビが参考出展されている。
画面サイズ1428×804ミリ、解像度1920×1080ピクセルのフルハイビジョン対応パネルを使用。パネルからセットまで一貫生産する亀山新工場で生産されたものだ。
これまで同社が製品化した液晶テレビでは今年8月に発表した45V型が最大サイズで、それ以上の大画面はリアプロTVで対応していくとしていた。だが、今回の65V型の開発成功により、2005年度中には50V型以上の液晶テレビ商品化も検討していく構え。
「65V型液晶テレビは亀山工場の第6世代マザーガラスを使っている。これまで40インチ以下は液晶でそれ以上はプラズマといわれていたが、今回の65V型開発によって画面サイズでのすみわけはなくなり、液晶技術はまだまだ進化することを証明した。6月に発表した45V型は発売前から予約が殺到し、出荷も当初の予定を大幅に上回っている。大型液晶テレビは市場ニーズはある。」(同社AVシステム事業本部長の奥田隆司氏)
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