インフォプラントが運営するインターネットリサーチサイト「C-NEWS」は10月27日、住まいに関するアンケート調査の結果を発表した。
同調査は、30〜59歳の既婚男性で、持ち家に住んでいるインターネットユーザー300名を対象に、「自分専用の部屋」についてたずねたもの。併せて、ヤマハが11月から発売する防音室「アビテックス マイルーム」シリーズ(関連記事)の評価も集計した。
調査結果によると、自宅に自分専用の部屋が「ある」人は回答者の5割半ばだった。部屋の広さは、「6畳」が5割半ば、「3畳〜4.5畳」が2割、「8畳」が1割半ば、「10畳以上」が8%という結果。
「1日のうち、自分専用の部屋で過ごす時間」は、平日で「3時間以下」が7割。一方、休日は「5時間以上」が4割強で、「3時間以上」を合計すると全体の4分の3を占めた。「部屋での過ごし方」(複数回答形式)のトップ3は、「ネットをする」(7割弱)、「仕事をする」(4割強)、「読書をする」(ほぼ4割)だった。
8割半ばの人は、自分専用の部屋があることはプラスに「なっている」と答え、その理由として、「ストレス解消になる」「くつろげる」「深夜に起きていても家族の迷惑にならない」などをはじめ、「1人になれる」「自分の時間が持てる」「集中できる」「落ち着く」といった回答が目立った。
一方、「自分専用の部屋がない」人に「ふだん自宅にいるときに、自分の居場所がないと感じることがあるか?」とたずねたところ、2割弱が「ときどきある」、6%が「よくある」と答えた。「よくある」「ときどきある」と回答した人を年代別に見ると、30代の「ある」が他の年代よりも8〜13ポイント高く、ほぼ3割を示している。
また、「自宅に自分専用の部屋を欲しいと思う?」との問いでは、ほぼ2割が「欲しい」、4割半ばが「できれば欲しい」と回答しており、とくに40代は「欲しい」が8割強に達し、30代より23ポイント、50代より34ポイント高かった。「自宅に自分専用の部屋があったとしたら、どのようなことをして過ごしたいか?」(複数回答形式)では、「ネットをする」が5割強で最多回答だった。
ヤマハの防音室「アビテックス マイルーム」シリーズのコンセプトをどう思うかたずねたところ、「まあまあ評価する」が4割、「評価する」が1割強で、年代別に見ると、プラス評価しているのは、30代が5割、40代がほぼ6割、50代が4割半ばという結果。なお、購入意欲は各年代ともに「50%以下」が9割〜9割強。「使いたい」と答えた回答者(2割強)からは、「組み立てるだけでお手軽感がある」「現実的には無理だけど、持てたら嬉しい」といった意見が挙がった。
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