日立製作所は、2000ANSIルーメンという高輝度を実現したXGA対応液晶プロジェクター「CP-X345J」を発表、11月初旬から発売する。価格は29万8200円。
新製品は297(幅)×66(高さ)×233(奥行き・ミリ)・2.5キロという小型サイズながらも、0.7インチの透過型液晶パネルに165ワットのランプを組み合わせ、さらに光学レンズを最適化したことにより、2000ANSIルーメンという高輝度を実現した。
レンズはF1.7〜1.9の単焦点レンズが利用されており、1.8メートルの近距離で60インチの表示が可能。入力端子としては、RGB入力を2系統・ビデオ入力を3系統備えており、リモコンによって切り替えることもできる。
調整メニューは「簡単メニュー」と「詳細メニュー」の2種類で構成されており、使用頻度の高い基本的な調整項目については前者で、より細かな設定については後者で行える。設置位置とスクリーンとの高低差により起こる台形の歪みを調整できる「垂直キーストン補正機能」も備える。
スライド式レンズカバーを採用するほか、インターレス-プログレッシブの変換回路も搭載しており、ビデオ映像などのちらつきを軽減することができる。
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