Information Appliance AssociatesはAppleのiTunesからPocket PC、MS Smartphone携帯への音楽転送を可能にするアプリケーションを発表した。
同社の「PPC Tunes」を使うと、Windows PCユーザーがPocket PCなどのWindows MobileベースのデバイスにiTunesのプレイリストから楽曲をコピーできる。価格は9.95ドル。
このアプリケーションにはPocket PCにおける音楽ファイルを半分に圧縮するツールが付属し、「Sync on Connect」機能により、デバイスが接続すると自動的に音楽ファイルがコピーされる。
MP3→WMA変換機能が内蔵されており、変換されたファイルはデバイスの内部メモリかメモリカードに保存されるという。
Information Appliance AssociatesのCTOであるテレンス・ゴギンズ氏は「これは2つの世界を結びつけるエキサイティングな出来事だ。これで著作権保護されていない楽曲ならiTunesの曲をWindows Mobile機器と同期できる」と述べている。
Apple Computerはこのアプリケーションの存在について反応していないが、過去においては特にiTunesの権利保護が脅かされたときに強い態度で臨んでいたという経歴がある。
この機能のデモンストレーションは最新版のiTunes 4.7で行われた。このアップデートでの新機能の一つは、任意のiPodからiTunesライブラリへの楽曲転送を可能にするiTunesプラグイン「iPodDownload」を使えないようにすること。iPodが対応するのは1つのiTunesのみで、これは音楽が盗まれないようにするためだ。
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