MicrosoftとIntelは米国のリビングルームを征服し、のどから手が出るほどほしい家電の領域に攻め入るために共同戦線を張ろうとしている。
MSとIntelは11月8日から12月いっぱいまで、IntelプロセッサとMicrosoftのWindows XP Media Center Edition 2005の共同マーケティングキャンペーンを行う。両社が11月3日に発表した。
「Digital Joy」と呼ばれるこのキャンペーンでは、テレビと映画館、Webサイトでコマーシャルを放映。米国の大都市にあるショッピングモール38カ所に置かれた特設リビングセットでHewlett-Packardなどのシステムを買い物客が「お試し」できるようにするという。広報担当者によれば、両社が投入する宣伝費は数千万ドルで、IntelとMSで折半する。
Windows XP Media Center Editionが狙うのは、従来ソニーなどの家電メーカーの領域であった家庭市場だ。Microsoftは10月にMedia Center Editionの2005年版を投入し、コンシューマー向けに最適のOSとして訴えかけている。
Copyright(C) IDG Japan, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR