日本マランツは、AVアンプ「PS8500」と「PS7500」を12月中旬に発売する。いずれも同社初の自動音場補正機能「MRAC」(Marantz Room Acoustic Calibration)を搭載した点が特徴。専用マイクを使い、各チャンネルのスピーカー設定(レベルトリム、ディレイ、バスマネジメント)を自動的に行う。価格はPS8500が15万7500円、PS7500は10万5000円だ。
PS8500のアンプ部は、180ワット×7ch。電源には大型トロイダルリングコア・パワートランスとマランツオリジナルのブロックコンデンサーを搭載している。シャーシには肉厚の銅メッキシャーシを採用して高周波ノイズから回路を守るという。
一方のPS7500は、170ワット×7ch。大型EIコアトランスと低インピーダンスのブロックコンデンサーを搭載した。
いずれもシーラスロジックの32bit DSP「CS494003」により、ドルビープロロジックIIx、DTS96/24など最新サラウンドフォーマットをサポート。デジタル放送で使用されるAAC信号にもドルビープロロジックIIx処理を適用し、7.1ch再生が可能だという。
インタフェース類は、前述のDVI-Dセレクター機能を除きほぼ共通だ。デジタル音声入力は、光×4(うち1つは前面)、同軸×3。出力は光、同軸ともに1つ。アナログ入力は9系統(うち1つは前面)、出力は4系統となっている。
映像入力はS/コンポジット×5系統(うち1つは前面)、出力は2系統。コンポーネント入力も4系統備える。モニター出力は、コンポジット、S端子、コンポーネントが各1。また、PS8500のみ入力2系統&出力1系統のDVI-Dセレクター機能を搭載している。
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