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デジハリに若槻千夏が登場、未来のCGクリエイターを応援

» 2004年11月10日 14時55分 公開
[岡田有花,ITmedia]

 日本AMD主催のイベント「笹原和也の『実録!ディレクター戦記』」が11月9日、デジタルハリウッド東京本校で開かれ、タレントの若槻千夏さんが、未来のCGクリエイターの応援に駆けつけた。

左から笹原和也さん、若槻千夏さん、デジタルハリウッドの杉山知之校長

 同イベントは、「ドラッグ・オン・ドラグーン」など人気ゲームのCGを手がけた笹原和也さんが、CGクリエイターやディレクター、プロデューサーの仕事の実態を語るというもの。クリエイターを目指す学生など100人以上が集まった。

 笹原さんは1997年に有限会社「笹原組」(現在は株式会社アニマ)を設立し、CGクリエイターとして独立した。「当時と比べると、PCのスペックが飛躍的に良くなり、ノートPCでもCGを作成できるようになった」(笹原さん)。ただ、PCの性能に比例して、要求されるクオリティも上がるため、レンダリングにかかる時間や、クリエイターの仕事時間は短縮されていないのが実情。笹原さんも毎日12時間以上働いているという。

 笹原さんは、CGで作った若槻さんの3D動画を披露。若槻さんは「そっくり!」と驚き、カンフーを操る3Dの自分を見て「こういう風に運動神経が良くなりたい」と話した。

 若槻さんは、PCはWebブラウズやゲームにしか使ったことがないため、「クリックは分かるがドラッグは分からない」。スタッフに教わりながら3D画像を操作したが、「自分が何をやっているのか、よく分からなかった」(若槻さん)。

3D映像を操作する若槻さん

 日本AMDは若槻さんに、低電力モバイルAthlon 64 3000+を搭載した日本エイサーのノートPC「Ferrari 3400」をプレゼント。若槻さんは、「これを使ってCGを作ってみたい」と喜んだ。

 日本AMDは会場に、Atlon 64 FX55と、Pentium 4 Extreme Edition/3.4GHzを搭載したPCを1台ずつ用意。「CPU頂上対決」と題し、ベンチマークテストを行った。DV映像をDivXに変換するなど3種類のテスト全てで、Atlon 64の方が高速との結果。未来のCGクリエイター達にAthlon 64の性能をアピールした。

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