いるふり防犯
外出先から家電を操作
施錠確認
室内の異常を外出先でもキャッチ
不在時の様子もカメラで確認
センサーは、a接点(通常時は解放で、感知時のみ短絡)、またはb接点(通常時は短絡で、感知時のみ解放)の端子を持つものなら何でも使用できる。こう書くと少しややこしいが、要は、モニコンのセンサー入力端子にリード線を入れ、その両端を接触させた時にセンサー反応状態になる、ということ(a接点の場合)。市販品でもいいが、どうせなら安く済ませたいので、今回は秋葉原などで売っているキットを利用することにした。
筆者は昔からセンサー好きで、こういったキットやパーツをよく買う。しかし社会人になって時間がなくなってくると、買いっ放しで作ってないキットも多くなり、現状でも手元にガイガーカウンターキットや、飲酒チェッカー、焦電型赤外線センサー、ドップラー動体検知キットなどが残っている。今回は放射線や酔っぱらいを検出しても仕方ないと思われるので、人体の検知に使える焦電型赤外線センサーキットを使用
ここまでの製作時間はおよそ2〜3時間といったところ。こういったタイプのキットは出力側にリレーが用意されていることが多く、これをそのままモニコンのセンサー入力端子に繋げればいいので楽だ。リレーが無いようなキットの場合でも、LEDなりブザーなりで出力するようになっているハズなので、その出力部を改造してリレーを追加することはそれほど難しくはないだろうネットワークカメラには、松下電器の「BB-HCM311」を使用した。パン・チルトにも対応する高機能モデルで、センサー入力端子も装備しており、センサー反応時に画像を撮影し、FTPやメールで送るよう設定することもできる。モニコンはFTPサーバー機能も装備しているので、ID・パスワードを両製品で共通に設定しておけば、ネットワークカメラで撮影した画像を、モニコン内のフラッシュメモリにアップロードすることも可能だ。
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