日亜化学工業とソニーは11月16日、赤色レーザーと青紫色レーザーに対応した2波長レーザーカプラを共同開発したと発表した。Blu-ray DiscとDVD両対応機器の構造の簡素化や小型化が可能になる。来年度末をめどに量産を始める。
Blu-ray&DVD両対応システムは従来、青紫色(波長405ナノメートル)と赤色(同660ナノメートル)の2波長に対応したレーザーダイオードや受光素子を、それぞれ独立して搭載していた。新製品は、両機能を1つの集積素子に集約したため、光学ヘッドの小型化や簡素化が可能。信頼性も高まるとしている。
両社は、青紫色レーザダイオードの共同開発を2002年6月に開始。今年4月には、同分野の特許に関するクロスライセンスを締結している。(関連記事1)、(関連記事2)。
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