米IBMが、MicrosoftのWindowsに対抗する新しいフレームワークでデジタルメディアに進出している。
このソフト「Digital Media Framework」は、Microsoftと競合するApple Computer、Adobe Systems、Cisco Systemsと共同で開発された。デジタルメディアフレームワークとして、リッチメディアコンテンツの作成、管理、配信への利用を想定している。Microsoftの製品よりも安い価格で市場に投入される予定だ。
このソリューションはJava、J2EE、ISMA、3GPP、MPEG、XML、Linux、H.264 Advanced Video Coding、Extensible Metadataをサポート。今後のサポート拡大も計画されている。ビデオストリーミング管理ソフトもバンドルされ、トラフィック量の多いネットワークでこうしたストリームを最適化できる機能も付属する。
Apple、Adobe、Ciscoのアプリケーションはこれと同じ標準をサポートしており、このフレームワークに統合することができると伝えられている。
AppleはMac OS X Tigerとともに出荷するQuickTimeの次期メジャーリリースでAVC/H.264のサポートを計画しており、QuickTimeで作成されたAVC/H.264をIBM DB2 Content Managerと連携させることが可能になるという。
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