編集長:「なにー?寝過ごしただぁ?」
記者W:「すいません……。HDDウォークマンのレビュー記事を今朝5時に書き終えたら、意識を失っていましたからぁ、残念!」
編集長:「切腹!」
任天堂の携帯ゲーム機「ニンテンドーDS」(NDS)が発売となる本日12月2日、都内のいくつかの大手カメラ量販店系で早朝販売が行われた。
ITmediaでも、News編集部の花形“IT戦士”記者Oが早朝取材(&IT戦士らしく自腹でゲット)を敢行したが、わがLifeStyle編集部でも新進気鋭の記者Wに“朝駆け”の指令が下されていたのだった。だが冒頭のような結果に、LifeStyle編集部は騒然となった(←ちょっと大げさ)。
夕方過ぎにこの事実を知った記者N(筆者)は、焦燥に駆られながらも急いでNDS関連の記事をウェブで読み漁ると「全然余裕で買えた。肩すかし」「某カメラ量販店には、まだ山積みされていた」といった情報が溢れているではないか。
さっそく行きつけのゲームショップ(30代半ばで行きつけるな)に電話したところ、1件目で「予約してない方? ああ、当日販売用の入荷分がまだ30台残ってますよ。でも取り置きはできないんですけど」との返事。すかさず「10分で行きますからっ」と叫んで、万札を握り締めて師走の寒空をひた走った。
ショップに向かう道中で、この事実を編集部に伝えると、抜け目のない記者Sが「あっ、だったら1台よろしく。“きみ死ね”もね」と一言。これで、自分用/記者S用/レビュー用(分解用?)の都合3台を購入することになった。ちょっとした“大人買い”だ。
ショップで「ニンテンドーDS 3台!あと“きみ死ね”と“ポケモン”と“ワリオ”もね」と叫ぶと、店内で中古ゲームソフトを物色していた小学生から一斉に羨望のマナザシが。一瞬、得意げになってしまった自分に自己嫌悪。
さらに「合計5万8002円です」と会計を聞いて顔面蒼白。「これぐらいあれば足りるだろう」と万札をねじ込んだ財布の中には、5万5000円しかないではないか。どこで計算が狂ったんだ。あっ!S記者のプラス1台分……。「すいません。ワリオ、返品します……」 とほほ。
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