イプシ・マーケティング研究所は、「ネット音楽配信サービス利用実態調査」をまとめた。それによると、携帯デジタルオーディオプレーヤーや楽曲ダウンロードサービスの利用者はまだ少ないものの、認知度は9割と非常に高く、「今後利用したい」とするユーザが多いことがわかった。
この調査は今年10月にネット・ユーザーを対象にWebサイトにてアンケートを行い、ネット音楽配信サービスと携帯デジタルオーディオプレーヤーに関し、 利用実態や今後の利用意向などを調査したものだ。有効回答は2,007。
それによると全体の9割近くが携帯デジタルオーディオプレーヤーを知ってはいるが、実際の利用者は5%程度にとどまる。ただし回答者の半数以上が、「今後利用したい」としている。
一方、楽曲ダウンロードサービスの認知度も、9割近くに達している。実際の購入経験者はまだ1割弱ではあるものの、「今後利用したい」と答えた人は6割以上にのぼった。
またユーザは音楽配信サービスに対し、「ダウンロードの手続きや操作がもっと簡単になれば」、「PC以外の機器でも簡単に再生できるなら」利用したい、と考えていることがわかった。
なお同研究所では、このレポートをPDF形式52,500円、報告書印刷版+CD-ROM57,750円(いずれも税込)で販売している。
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