欧州委員会(EU)の通信委員会は12月9日、子供にインターネットを安全に利用してもらうための「Safer Internet Plus」プログラムを発表した。2005年から4年間で4500万ユーロを拠出、有害なコンテンツから子供を守るためのツールを保護者や教育者に提供する。
プログラムでは、有害コンテンツの受信を制限できる技術のために資金を拠出するとともに、スパム対策フィルタの開発も支援。ユーザーから違法コンテンツの報告を受け付けるホットラインを設置する。
EUの情報社会/メディア担当委員、ビビアン・レディング氏は「子供たちのニューメディア利用、およびインターネットの安全な利用法教育において、われわれはもっと積極的に取り組む必要がある。EUは力を合わせ、こうしたツールとスキルの提供に当たる」とコメントしている。
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