デジカメ大量撮影画像を簡単バックアップ――「Tripper Next 80」(1/2 ページ)

» 2004年12月10日 19時37分 公開
[小林哲雄,ITmedia]

 屋外で大量のデジカメ撮影を行う場合に困るのが、データの退避だ。画素数の多いデジタル一眼レフカメラ(DSLR)は1枚のファイルサイズが大きいためか、多くのDSLRが大容量メディアが用意されているコンパクトフラッシュ(CF)を使用している。

 高画質JPEGもファイルサイズが大きいが、RAWモードを使うとファイルサイズはさらに数倍になり、512Mバイトのメモリカードでも決して十分ではない。このため、どうしても撮影途中に別の媒体にバックアップする必要がある。

 CFからのバックアップ用としてノートPCを使う手もあるが、すでに所有しているならばともかくバックアップ用に新規購入するのはコストパフォーマンスが悪い。そこで気になる商品が飛鳥から出ている「Tripperシリーズ」だ。

 Tripperシリーズは2.5インチのHDDを内蔵したCFのバックアップマシンで、自宅に戻ればUSB接続の外部HDDとして使用できるものだ。中でも最近の大容量CFに対応した最新製品が「Tripper Next」だ。今回はシリーズ最大容量となる80Gモデル「Tripper Next 80」を試用したので、そのレポートをお届けしよう。

最大60分のバックアップ利用が可能

 Tripper Nextは文庫本2冊を一回り小さくした程度のバックアップ装置で、液晶表示と円形のパッドとEnterボタンだけで、簡単操作でCFのファイルコピー、リストア、移動が可能となっている。

 またUSB2.0コネクタが付いており、PCに接続するとUSB接続CFアダプタ、HDDとしても利用可能となる。駆動は内蔵バッテリーのほか、ACアダプタ経由での動作が可能で、携帯用にキャリングケースも付属する。

画像 Tripper Next。文庫本2冊程度のサイズだ
画像 本体底面に用意されているUSBポート

 実際にCF(レキサーx40 Professional 512Mバイト)に、ほぼいっぱいの画像を入れて、連続してバックアップを取ってみた。

 Tripper Nextは通常の「バックアップ」作業以外に、操作数を減らした「クイックバックアップ」とファイルの移動が用意されているが、ここではクイックバックアップを連続して行った。実際の使用状況を加味して、バックアップ→電源オフ→電源オン→バックアップという作業を行っている。この場合は撮影→吸出し→撮影の作業を繰り返したことになる。

画像 メニューに用意されている「クイックバックアップ」モード

 バックアップは毎回フォルダを設定することになり、クイックバックアップではフォルダ名が自動的に「年月日.数字」となる(バックアップや移動も初期値は同じ)。数字は自動的にインクリメントされるので、いつバックアップを取ったのかが分かりやすくなっている。

 上記の環境での1回のバックアップには約254秒かかった。また、フル充電からは12回のバックアップ作業が正常に終了し、13回目の途中(55分21秒)の時点でバッテリーなしの画面となり途中終了した。公称使用可能時間は60分であるが、ほぼその程度の時間利用できた。ちなみに60分の公称使用時間は80Gバイトモデルのみで、他のモデルは45分となっている。これらはいずれもCFの消費電力にも左右されるのであくまでも目安だ。

 バックアップ時間はCFの読み取り時間の関係ですぐに終了するわけではないが、オートパワーオフ(無効/1/3/5分)の設定があるので、バックアップを開始してすぐに別のCFで撮影を行っていれば、バックアップ終了後に自動的に電源を切れる。これならば、バッテリーを無駄にしない上に撮影中断が最小限となるだろう。当然ながらオートパワーオフはバックアップ中には動作しないので、最短の1分に設定しておくのがよいと思う。

       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年10月23日 更新
  1. 「iPhone Duo」を1週間使って分かった、全部盛りではない“上質さ” 心地いい開閉ヒンジの内部を見るために“非破壊検査”してみた (2026年10月21日)
  2. FCCLが「FMV Keyboard X」の一般販売を開始 ハイスペックマウス「FMV Mouse X」も同時発売 (2026年10月22日)
  3. スマホは「バッグの中」から「外」へ AULUMUのスリングバッグ2種で移動時のプチストレスを解消した (2026年10月22日)
  4. 若者向けのカラフルな新「Dell 14S」が日本上陸 11月1日まで4.5万円引きの14万9800円から (2026年10月22日)
  5. 約22万円の新型「Mac mini」で初めてのローカルAI体験 ストレージの価格高騰対策にピッタリかも (2026年10月20日)
  6. 「iPhone Duo」は開けばiPad、閉じればiPhone? いいえ「別ジャンル」です──使うと見えてくる、Appleが考える「フォルダブルスマホ」の流儀 (2026年10月21日)
  7. 実家に眠るVHSとCD、帰省中にデジタルで残すには? PC不要のビデオキャプチャーとCDレコーダーが使える! (2026年10月21日)
  8. PFUから33万円キーボード「HHKB Professional Elite」登場! 英語配列のみで有線特化の“原点回帰” 全世界300台限定 (2026年10月22日)
  9. 14型モバイルノートPC「FMV Note U」に新モデル登場 約634gモデルに加えて「ゴジラ-0.0」コラボモデルも (2026年10月22日)
  10. アイオー、テレビ録画用HDD計4シリーズの新モデルを発売 (2026年10月21日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー