長瀬産業のTRANSTECHNOLOGY PROJECT.は12月14日、ネットワークメディアプレーヤー「TRANSGEAR DVX-600 Wired」を発表した。10月に発売したDVX-600」から無線LAN機能を省いたモデル。価格はオープンだが、直販サイト「DVDirect」では2万3800円で販売する見込みだ。12月下旬に発売する。
基本機能はDVX-600と同じ。米SigmaDesigns製のデコーダチップ「EM8620L」を搭載し、従来のMPEG-1/2やDivXにくわえてWMV(Windows Media Video)の再生をサポート。1080pのHD解像度にまで対応する。本体前面にはUSB2.0のポートを備え、USB接続の外付けHDDやUSBメモリに保存したコンテンツの再生も可能だ。また、インターネットラジオやCCDBによる楽曲情報表示といた機能も備えている(詳細はDVX-600のレビューを参照)。
ビデオ出力は、コンポジット、S端子、コンポーネント、およびD4端子。オーディオ出力は、アナログステレオのほか、光デジタルと同軸デジタルの両方を備えた。
なお、長瀬産業では同日、従来再生できなかった動画コンテンツを再生可能にするサーバソフト「UltimateServer」の提供を12月20日に開始すると発表した。プレーヤー搭載のデコーダチップが対応していないフォーマットや規格外のファイルなどを、PC側でトランスコードして再生可能にするもの。「DVX-500/600」シリーズユーザーは、同社サイトから無償でダウンロードできる。
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