オランダの家電大手Royal Philips Electronicsは12月16日、OEM向けディスプレイとエントリーレベルのフラットTV製造事業を香港のTPV Technologyに売却すると発表した。Philipsは自社ブランドのディスプレイとフラットテレビに注力する。
売却金額は2億6900万ユーロで、2005年半ばまでに取引完了の見通し。これによってTPVは年間約3500万台のモニタを製造することになり、PCディスプレイの生産量は世界最大規模となる。
PhilipsからTPVには計約15億ユーロ規模の事業を移管する。内訳は、TPVに売却するOEM向けディスプレイ事業の売り上げが7億ユーロ、Philipsブランドのディスプレイとフラットテレビのアウトソーシング分が8億ユーロとなっている。
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