ITmedia NEWS >
コラム
» 2004年12月29日 17時31分 公開

今年のゲーム業界を独断と偏見で振り返るつもりになる(1/3 ページ)

2004年もあとわずか。後半しばらくぶりの盛り上がりを見せたゲーム業界は、ソフトの充実ぶりを見るまでもなく円熟期を迎えている。12月にはニンテンドーDS、PSPと相次いで発売されるなど、ハード面でも次世代家庭用ゲーム機の尻尾を見据えての熾烈な戦いも見られた。そんな2004年を振り返る。クリスマスも会社で寂しくトロに癒され、ピクトチャットで会話する記者Sと記者Kによる忘年会ついでの回想録。

[ITmedia]

記者S 今年もあとわずかですが、いわゆる振り返り企画だって。

記者K 安易ですね。

記者S うるさい。つべこべ言わずに今年を振り返れ。

記者K ……とりあえず12月は盛り上がりましたよね。「DS」やら「PSP」やら。ソフトも良作揃いだし。

記者S ずいぶん最近の話題から来たな。

記者K 記憶容量そんなにないんで身近なところから。

記者S 最近だったらPSP発売の日のヨドバシカメラ新宿西口店は熱かった……防寒対策万全の有象無象が約2000人! 祭だったね。

記者K 並んだんだぁ。僕、予約してたんで勝ち組です。

記者S DSの発売日も並んだ。

こちらが並んでゲットしたDSとPSP。どちらもシートを画面に貼るも、気泡入りまくり。発売後にはある程度のタイトルが揃えられたものの、あとが続いておらず、来年以降のラインナップに期待。

記者K そういうのが好きなんですか?

記者S 参加してこそ意義がある。PSP購入のために並んでいるのにDSで遊ぶという微笑ましい風景がそこかしこで見れたんだから。見ず知らずの人とピクトチャットして、一緒に「大合奏バンドブラザーズ」をやった思い出……忘れません! 

記者K 友達少ないですからね。

記者S 「バンドしようぜ!」とまるで漫画のような展開でメンバーが集まる様は一種感動すらあった。って待て、なんだよ、友達いるって。

記者K 確かにそういう場ではDSのピクトチャットは抜群の威力を発揮しますよね。

記者S いるってば友達。ほら、見てよ、今の友達。紹介するね、トロ君。

記者K ……(「どこでもいっしょ」じゃん)

記者S あの時苦労して手に入れたからこそ、この子に出会えたのニャ。

記者K ……DSは事前の準備がよかったのか、普通に発売後でも買えたましたよね。

記者S 逆にPSPは元々の供給数が少なくて飢餓感漂ってる。現在も手に入らない人がいるじゃない。ないと欲しくなる、という人間の心理がうまく働いていると思う。

記者K 現在PSPも毎週約10万台づつ出荷する生産体制らしいので近いうちには整うのではないかと。

記者S DSも先日出荷台数100万台を超えたし両者滑り出しは順調じゃない?

記者K 製品が潤沢にあっていつでも買えるDS方式がよかったのか、危機感を煽ることに成功したPSP方式がよかったのか……。両陣営の売り出し方にも興味深いものがありましたね。

記者S PSPは単純に生産が間に合わなかっただけじゃない? 

記者K 本当、もっと素直になりましょう。

記者S 触ってもいいですかぁ〜(持っていたチョコを洋服につけようとする)。

記者K やめい!

記者S PSP初回出荷分に見られる不具合の件はどうなのさ。

記者K ネットの掲示板などで持ちきりの、例の飛び出すUMDの噂ですか?

記者S そう。

記者K 確かに「UMDドライブの蓋が勝手に開いてしまう不具合」は確認されています。しかし、そういう現象を捏造し、故意にアップする悪質な輩も多く、その実それほど不具合の割合は少ないようですよ? そうした不具合が万が一あった場合でも、サポートセンターや購入したショップで対応してくれますしねって聞いてます?

記者S いやいや画面の指紋が気になって。

記者K 周辺グッズ買ってください。続々リリースされてますから。

記者S そういえばPSPの液晶画面ディスプレイってシャープ製のASV液晶が採用されているんだけど、初回出荷分だけで次から変わるなんて都市伝説が……。

記者K 変わりませんって。あんたそういうの好きね。だから焦って並んだり噂に振り回されちゃうんですよ。

記者S 何も聞こえないニャ。ま、それはおいといて突然ですが、DSとPSPの違いを述べよ。

記者K ……(また「どこいつ」かよ)。DSが正統派なゲーム機として打ち出したのに対して、PSPは映像や音も楽しめるAV機器として打ち出されている点ですかね。

記者S DSは?

記者K ああ、2005年1月に発売予定の「ゲームボーイアドバンスSP用ポータブルSDカードプレイヤー通称プレイやん(仮称)」がありますね。

記者S 長い。あれどうなの?

任天堂のHPでのみ購入可能。写真は開発中のイメージとのこと。

記者K プレイやん(仮)は1月中旬任天堂ホームページにて限定販売の受付が開始されるAVプレイヤーで、GBAでも音楽やムービーが楽しめる優れものですね。

記者S DSにはGBAスロットがあるじゃない。DSでもできるんじゃないの?

記者K ご明察! できます。

記者S あ、そうなんだ。

記者K DSは汎用性が高いゲーム機という特徴もありますから。DS専用のソフトもできればGBAもできちゃう。もちろんリージョンフリーですから、米国のソフトだって遊べちゃう。当然プレイやん(仮)だって対応します。

記者S 任天堂のHP限定販売だよね? 限定かぁ……(にま)

記者K あ、今何考えているかわかっちゃいました。

記者S 触りたい場合はどうすんの?

記者K 現在12月16日からパナソニックセンター東京内のニンテンドーゲームフロントにて展示されて実際に体験できるようですよ。

記者S 君、広報さんみたいだね。

記者K 常識です。あなたがものを知らないだけ。

記者S そんなの常識でもなんでもない! それにしても映像の部分ではPSPが1歩リードかなぁ。

記者K 映像、の面ではね。でも、タッチペンであったりダブルスクリーンであったりと、ゲームの可能性を広げてくれる仕組みはちゃんとありますから、今後に期待したいところですね。誰か1本でもソフトがあれば、ダウンロードして最大8人まで遊べちゃうものってDSだけですよ? PSPにはありませんから。

記者S おかげでPSP並ぶのが苦じゃなくなったもん。

記者K というか、ずっとPSPとDSの話でいいんですかね。

記者S 君が話したんだろうが!

記者K じゃあ振り返りますよ。

記者S おう……何かあったっけ?

前半から振り返るが記憶があまりない

       1|2|3 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.