Samsung Electronicsは、1月6日開幕した「2005 International CES」(米国ラスベガス)で、世界最大となる102型のハイビジョンプラズマTV「Z102」を参考出展した。
1920×1080ピクセルのフルHD表示に対応する。12ビット処理で680億7000万色表示が可能。高画質化エンジン「Digital Natural Image engine」(DNIe)を搭載し、バーチャルサラウンド技術「SRS TruSurround XT」を備えた。
ダブルチューナーを内蔵し、ピクチャーインピクチャー機能で2番組同時表示できる。HDMI端子やコンポーネント端子、DVI端子などを備えた。発売時期と価格は未定としている。
同社は昨年12月に、102インチのプラズマパネル開発を発表している。
同社は昨年のCESで、当時世界最大だった80型のプラズマTVを発表。今回、自らの世界記録を塗り替えた。
また同日、80型プラズマTV「HP-R8082」を年内にも韓国や北米で発売する計画を明らかにした。
Samsungとパネルサイズを争ってきたLG Electronicsは、今回はSamsungに勝利を譲った。同社は「現在購入可能なプラズマTVとして世界最大の」(同社)71型プラズマTVを展示中。韓国ではすでに発売しており、北米では3月に7万5000ドルで発売予定だ。
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