ソニーマーケティングは1月13日、8センチDVDを記録メディアに採用したDVDビデオカメラ“DVDハンディカム”2機種「DCR-DVD403」「DCR-DVD203」を3月3日から発売すると発表した。価格はオープンで実売予測価格はDCR-DVD403が13万5000円前後、DCR-DVD203が11万5000円前後になる見込み。
昨年3月に発売したDVDハンディカム「DCR-DVD201/同101」の後継機種。従来製品は液晶モニターに4:3比率の2.5型サイズを採用していたが、新製品では16:9比率の2.7型ワイドサイズを採用。タッチパネル機能も搭載し、DVDのビジュアルインデックスに触るだけで再生ができるなど使いやすさも向上した。
ドルビーラボラトリーズの「ドルビーデジタル5.1クリエーター」をハードウェア機能として搭載。DCR-DVD403は本体内蔵マイクで、DVDメディアに直接5.1chサラウンド音声を録音することができる(DCR-DVD203は別売りマイク「ECM-HQP1」を使うことで対応)。「ドルビーデジタル5.1クリエーターをハードウェア製品として搭載したのは世界初」(同社)
ライトワンスメディアにDVD-Rを、書き換え型メディアにはDVD-RWを使う従来仕様に加えて、新製品では新たにDVD+RWメディアにも対応。DVD+RWで撮影したメディアはファイナライズを行わずにDVDプレーヤーで再生可能となる(プレーヤーによってはファイナライズが必要な場合あり)。
DCR-DVD403は1/3インチ331万画素CCDを搭載。動画は有効205万画素を使ってで撮影できるので、従来方式と比べて高画質なワイド撮影が行える。静止画時の有効画素は305万画素となり、2016×1134ピクセルのワイドサイズで撮影できる。
レンズは光学10倍のCarl Zeiss「バリオ・ゾナーT*」を採用。画像処理エンジンには高解像度技術やS/N比改善技術を盛り込んだ「メガピクセルエンジン」を装備している。
DCR-DVD203は1/5.5型107万画素CCDを搭載。動画は有効69万画素、静止画は有効100万画素を使って撮影を行う。レンズは光学12倍のCarl Zeiss「バリオ・テッサー」を採用。画像処理エンジン「メガピクセルエンジン」を装備。サイズは57(幅)×87(高さ)×131(奥行き)ミリで約440グラム(本体)。
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