検索サイトはGoogleが依然トップの人気を誇っているが、Yahoo!とMSNが使い勝手を向上させてGoogleを追い上げていることが、米Keynote Systemsが1月13日発表した調査で分かった。
調査はコンシューマー2000人を対象に実施、検索サイトの利用状況や満足度について調べた。その結果、首位はGoogleがキープ。しかし2位のYahoo!と3位のMSNが、昨年5月に発表された前回調査から大きく支持を伸ばし、Googleとの差を縮めた。4位のAsk Jeevesもローカル検索の強化に支えられてユーザー体験が向上。5位はLycosとなっている。
Yahoo!は前回調査以降、ローカル検索の強化を図った結果ユーザーの評価が大幅に上昇。MSNは昨年7月に検索結果ページでスポンサー付き検索を分離した結果、やはり大きく支持が伸びた。スポンサー付き検索結果の有用性はユーザー体験を左右する大きな要因の1つとなっているが、MSNのスポンサー付き検索が役に立つと評価したユーザーは47%に上り、前回の37%から増加した。
Yahoo!をメインの検索エンジンだと考えていると答えたユーザーの数は前回調査に比べて20%以上の伸び、MSNの場合は30%近い伸びを示した。これからもこのサイトに戻ってくると答えたユーザーの割合も、Yahoo!が72%から81%へ、MSNは55%から61%へとそれぞれ増えている。
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